
次は、「エレキテル」(18世紀、平賀源内作、1台、木製彩色、縦47.5×横27×奥行26.5cm)で、源内が2度目の長崎遊学時に壊れたエレキテルを持ち帰り、約6年の歳月を掛けて復元したもの。
源内はその後、安永5年(1776)に摩擦起電機・エレキテルを数台手作りし治療に用いたり、江戸の大名屋敷などに出向き見世物として話題を集める。
エレキテルは摩擦によって静電気を起こす装置で、箱の中に木製車と回転瓶、枕の発電装置と蓄電瓶が備わり、蓄電瓶の上に二股に分かれた銅線が突き出ている。そこで静電気が発生して、蓄えられた静電気が患者の手に導かれる構造になっている。
このエレキテルは様々な分野で功績を残し、源内の果たした電気技術は大きな功績を残した。

TNM(台東区上野公園13-9)