2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ミュージアム巡り ハニワと土偶 萬葉百首 繒歌留多

萬葉百首 繒歌留多 次は、「萬葉百首 繒歌留多」(1927年)で、雑誌「主婦之友」が企画・制作したカルタ。 豪華な手彫り木版で、定価6円50銭で販売された。読者投票によって選ばれた百首に、日本画家の安田靱彦、前田青郁、野田九浦、小林古径、平嶺百穂が各20…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 欧州宣教師

宣教師 イエスズ会宣教師フェルディナント・フェルビーストの著した「煕帝朝定案」には、康煕帝が1684年に南京に巡幸した際、そこで宣教師たちから様々な献上品を受け、その中に嗅ぎたばこがあったと記されている。 また、「大清会典」の朝貢編によると、清朝…

塩哲 Weekendの麺処巡り MOJO HAND で 中華そば

中華そば&ぽるこ 先月の5月24日に西多摩郡日の出町にオープンした麺処「MOJO HAND」へ。こちらは永福町・中野・福生にあった元「地雷源」(2002年創業)の鯉谷店主のお店。古民家をリノベされたようで、1階はバイクのガレージ、2階が麺処で靴を脱いで上がります…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 埴輪及装身具

埴輪及び装身具 続いて、「埴輪及装身具」(1933年)で、1929年に初版が発行された帝室博物館の歴史課・高橋健自による解説書。 帝室博物館収蔵品の豊富な図版が、装身具の種別ごとに収録され、上代の服飾に関する総合カタログだ。金属の出土品のみならず、それ…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 鼻煙壺の誕生

鼻煙壺道具一式 17世紀にヨーロッパ人宣教師によってもたらされた嗅ぎたばこは、欧州と同様に中国でも病などに医療効果があるとされたため、最初は小さな薬瓶に保管されていた。 嗅ぎたばこが宮廷や貴族の間で流行すると、薬瓶を使いやすく改良し「鼻煙壺」…

塩哲 Weekendの麺処巡り 麟子鳳雛 で 浅利とがごめ昆布の冷やし

浅利とがごめ昆布の冷やし 関東も梅雨が明けたのかな? 看板 そんな猛暑の中、杉並区上井草2丁目にある「麺や 麟子鳳雛」で本日から限定の冷やしが提供される。では、伺いましょう。 限定メニュー その限定とは、「浅利とがごめ昆布の冷やし」1,300円。 トロ…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 明治天皇御大喪儀寓眞帖

明治天皇御大喪儀寓眞帖 続いて、「明治天皇御大喪儀寓眞帖」(1912年)。 1912年7月30日の明治天皇崩御に伴う伏見山御陵の造営は、社会的に特別な関心事だった。同書には、吉田白嶺が制作した御陵鎮護の埴輪のほか、見返しには陸軍大将・乃木希典のポートレート…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 鼻煙壺

鼻煙壺 嗅ぎたばこが中国に伝えられたのは、ヨーロッパ宣教師が中国の皇族や高官に謁見する際の土産物として、持参するようになった17世紀頃だとされる。 嗅ぎたばこを保管する容器には、欧州では箱型のスナッフボックスが主流で、中国では鼻煙壺(びえんこ)…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 居醒泉

居醒泉 次は、古事記や日本書紀の人物装飾を描く安田靱彦の「居醒泉」(1928年)で、埴輪による服飾考証の有用性を説いた書。 着装型式や髪型、住まいや家畜など古代人の服飾や生活風俗を総合的に知る上で、埴輪は貴重な視覚資料となった。 本作では、瀕死の状…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材_6

金属製_4点 嗅ぎたばこ入れの素材は、趣味嗜好の高まりとともに多様化されていく。 オランダやイギリスの金属類や貝などで製作された嗅ぎたばこ入れ。 左より金属製のハート型やバスケット、馬蹄形、蝸牛形の4点。 銀製&貝製_3点 左より銀製や貝製の嗅ぎた…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 日英博覧会

日英博覧会グラフ誌表紙 続いては、1910年に開催された「日英博覧会紀念出版 代表的日本」(第2巻第11号グラヒック特別増刊)で、同博覧会のグラフ誌。 表紙は富士山と埴輪のイラスト。巫女の埴輪が友好的な笑顔で描かれ、“2570”と皇紀が記されている。日英同…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材_5

陶器など 嗅ぎたばこ入れの素材は、趣味嗜好の高まりとともに多様化されていく。 20世紀ドイツの陶器の作品で、ハンカチーフやタバコパッケージも展示されていた。「陶製・人物」(20CE、ドイツ、115×275mm)。 陶器など_2 左より「陶製兵士と大砲模様」(20CE、…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 閣龍博覧会出陳上古遺物図下絵

上古遺物図下絵 次は1893年のシカゴ万博「人類衛生館日本部」に出品された「日本考古学水彩画」の「閣龍博覧会出陳上古遺物図下絵」(1893年頃、水彩、紙)。 歴史学者・三宅米吉が監修した石器時代から古墳時代に至る体系的な考古学標本。五姓田派の工房による…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材_4

ドイツ製 嗅ぎたばこ入れの素材は、趣味嗜好の高まりとともに多様化されていく。 上下段7点、20世紀、ドイツ「硝子製」。 上下段5点、20世紀、ドイツ「硝子製」「軍人」「人物」「花模様」「人物」。 上下段6点、20世紀、ドイツ「陶製鶏模様」「陶製花&人物…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 埴輪

埴輪 次は、都路華香の「埴輪」(1916年頃、紙本彩色、二曲一双屏風)で、ただいま埴輪制作中の図で、画中の翁は野見宿禰と推定。 この絵が描かれる数年前、明治天皇の京都・伏見桃山陵の造営が始まる。千数百年途絶えていた埴輪造りが復活し、彫刻課・吉田白嶺…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ フリードリヒ大王

フリードリヒ大王 プロイセンのフリードリヒ大王(二世)は、嗅ぎたばこ好きだったようで、たばこ入れの蒐集でも熱が入っていた。その逸話がクーネルスドルフの戦い(1759年)で残っている。 当時、プロイセン軍はロシア軍に対して優勢であったが、オーストリア…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 撥雲余興

撥雲余興 続いて、松浦武四郎の「撥雲余興」(1882年)。 幕末から明治の探検家で好古家であった松浦武四郎が、蒐集した古物の自筆解説をつけて出版したコレクションカタログ。 河鍋暁斎ら画師に細密な模写を依頼したもので、展示頁は暁斎により脚部を破損した…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材_3

べっ甲 嗅ぎたばこ入れの素材は、趣味嗜好の高まりとともに多様化されていく。 左よりべっ甲製4点、「べっ甲製」(19CE、イギリス、67×34×22mm)、「べっ甲製男性肖像画」(19CE、フランス、53×37×20mm)、「べっ甲製草花模様銀象嵌」(18〜19CE、フランス、76×36…

塩哲 Weekendの麺処巡り ラハメン ヤマン で 冷やし塩らは

冷やし塩らはッ! 練馬区栄町にある「ラハメン ヤマン」で、夏の限定麺が始まっている。 ラハメン ヤマン 「鶏の冷たい塩らはッ!」1,100円を麺大盛りで頂きます。こちらの冷やしには茄子の煮浸しが添えられ、スープや麺との相性もバツグン。 夏の限定メニュ…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 野見宿禰図

野見宿禰図 続いて、河鍋暁斎の「野見宿禰図」(1884年、板地彩色)で、埴輪造りの想像図。野見宿禰は、日本書紀に登場する埴輪造りの土師臣の祖と伝わる人物。 埴輪は下部を埋めて立たせるため、本来は円筒状であるものの、手前の埴輪は二本足で立ち仁王像に…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材_2

木製6点 嗅ぎたばこ入れの素材は、趣味嗜好の高まりとともに多様化されていく。 まずは木製の数々。左より「木製蛙形」(18〜19CE、イギリス、90×72×38mm)、「木製馬形」(18CE、フランス、117×45×6mm)、「木製馬頭形」(19CE、イギリス、94×33×52mm)、「木製」…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 埴輪スケッチ

埴輪スケッチ 次は、明治の油画家・五姓田義松による「埴輪スケッチ」(丹青雑集より、1878年、水彩、紙)。こちらは五姓田が描いた「短甲の武人」の鉛筆水彩素描。 1878年4月25日から数日間、雇い外国人ハインリッヒ・フォン・シーボルトの考古学調査に随行し、…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ 様々な素材

琥珀人物 嗅ぎたばこ入れは、金や銀、琥珀や象牙、木、張り子、など様々な素材で作られている。 「金台琥珀色地に人物模様」(19CEフランス、77×39×15mm)。 人物オルゴール付 「金台宝飾エナメル仕上げ人物模様・オルゴール付」(18〜19CE、スイスorフランス、8…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 陸奥全国古陶之図

陸奥全国古陶之図 続いて、蓑虫山人著の「陸奥全国古陶之図」(1882〜87年頃、紙本彩色、軸装)。ミノムシのように生活用具一式を担いで全国を放浪した明治の画人・蓑虫山人。 図_1 図_2 図_3 この掛け軸は、山人が自ら集めた土器や土偶などを中国画風にまとめ…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ エナメル仕様_3

エナメル人物 18世紀のフランスでは、宮廷の上流階級の間で趣味嗜好が社会的地位や美的感覚を示すものとなる。嗅ぎたばこ入れを所有することが、一つのステータスの役割を担う。 「金台エナメル仕上げ人物模様」(18CEフランス、77×39×15mm)。 花と楽器 「金…

塩哲 Weekdayの麺処巡り がんこ金町 で あっさり塩

あっさり塩 本日(6月19日)、金町1丁目でプレオープン(グランドオープン20日)した「一条流がんこラーメン金町」(がんこ四谷出身の白山店主)へ。 がんこ金町 実は、金町にがんこが誕生するという情報は、コナモンさんから教えられ、某セミナーが終わった後に伺…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 日本美術史から

現代の眼 続いて、原弘の「現代の眼:日本美術史から」(1954年)。同館は1954年の開館2年目に出土した遺物や古美術による「現代の眼:日本美術史から」展を開催した。 現在の同館設計者・建築家の谷口吉郎による展示ハイライトは、埴輪群像のインスタレーション…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ エナメル仕様_2

エナメル人物_3 フランスの上流階級貴族たちの嗜みは、なかでも嗅ぎたばこ入れに凝った製品を身につけ競い合った。 「金台エナメル仕上げ人物模様」(18CEフランス、83×61×32mm)。 エナメル人物_4 「金台エナメル仕上げ人物模様」(18CEフランス、82×62×39mm)…

ミュージアム巡り ハニワと土偶 埴輪群像図

埴輪群像図 次は、蓑虫山人が著した「埴輪群像図」(1877〜86年頃、紙本彩色、軸装)。 “古を好む”、古物を蒐集して記録し、その魅力を伝える古物愛好は近代以前にも存在しており、江戸時代後期には“好古家”と呼ばれる人たちが活躍した。一方、明治初めに西洋…

ミュージアム巡り 嗅ぎたばこ入れ エナメル仕様

エナメル_猟猟模様 フランスの宮廷社会では、富を象徴するかのように嗅ぎたばこ入れにも豪華な装飾の品々が登場する。 「金台エナメル仕上げ狩猟模様」(18CE、フランス、103×69×14mm)。 エナメル風景模様 「金台エナメル仕上げ風景模様」(18CE、フランス、93…