次は、「契情三人酔 三福之内 笑上戸」(寛政7〜8年・1795〜96頃、版元:蔦屋重三郎、堅間判錦絵)。本図は3枚続で、他に「洟き上戸」「腹立上戸」の酒癖が描かれている。口元に手を当て目を細め吹き出している笑い上戸のこの花魁は、実は横にいる泣き上戸の花魁…
次は、ウィーン万博(1873年開催)出展のために明治政府は事務作業を担う部局を設け、開催前年11月に同事務局で陶器や織物、絵画に関係する職人30名程を選び、博覧会準備に当たる。展示資料は、職人を雇い入れに関する文書。 当時の万博は、各国の産業を紹介す…
続いて、「五人美人愛敬競 兵庫屋花妻」(寛政7〜8年・1795〜96頃、版元:近江屋権九郎、堅大盤錦絵)。当時の江戸で評判の美人を描いた摺物で、コマ絵は美人の名を表した判じ絵となっている。 本図は、兵庫の髷、矢、花、逆さまの松の葉が描かれているので、“兵…
続いて、1873年にオーストリア・ウィーンで開催された万博(5/1〜10/31、入場者:7百25万5千人)。 同万博に参加するため明治政府は同年、通訳や博覧会事務担当として在日オーストリア公使館付のハインリヒ・フォン・シーボルトを雇い入れる。展示書は、シーボル…
本日は気温も高め。では、バイシクルに乗って麺処へGo。 向かった先は杉並区上井草1丁目にある「麺壁九年」(2020年3月10日創業)。こちらでは、期間限定で「山椒和玉」350円が復活。では、「味玉中華そば塩」1,250円と組み合わせましょう。 今年で7年目を迎え…
続いて、歌麿の「当世踊子揃 吉原雀」(寛政5〜6年・1793〜94頃、版元:蔦屋重三郎、堅大判錦絵)。歌麿は踊り子を描いた上半身をアップした大首絵が、そのほか4点「鷺姫」「道成寺」「石橋」「三番叟」描き、バックには雲母摺技法で光沢を出して人物をより一層…
続いて、1867年パリ万博の幕府派遣使節団代表の徳川昭武(民部大輔)が、パリに到着(3月7日)したことを技刻奉行から老中へ報告した文書。 昭武は15代将軍徳川慶喜の弟で、また当時幕臣で実業家の渋沢栄一がこの使節団に随行している。 さらに、パリ万博に渡航…
世田谷区南烏山4丁目にある「ワタリガラス」(2024年7月17日創業)のSNSを拝見すると、1月の限定麺「のど黒かけらーめん」1,000円が振る舞われている。さらにお寿司セット、プラス450円もお得だとか。 では、伺いましょう。 握り二貫 で、登場した一杯。器から…
浮世絵が最も華やいで熟成した黄金期・天明〜寛政期。そこには女性を優雅に描いた喜多川歌麿が、奇想天外の役者絵で庶民を驚愕させた東洲斎写楽が、風景から花鳥、人物、漫画に至るまで森羅万象を独特に表現した葛飾北斎が、名所絵を広範囲の眼で浮世絵に新風…
1851年、英国・ロンドンで初めて開催された国際博覧会(通称:万博)。以後、1870年までの20年間に約50回ほどが各国で開催されている。日本は慶応3年(1867)のパリ万博に江戸幕府や薩摩藩、佐賀藩が初めて参加して以来、国際博覧会をはじめとする様々な博覧会に関…
本日は神田神保町へ。 「喫茶 さぼうる」の店頭を横目に、向かった先は「キッチンきらく」(2023年1月7日創業)。こちらでは昨日の夜の部から「ドンコ餡かけらーめん」1,470円が振る舞われている。 乾燥椎茸の笠が開いていない肉厚の丸いものを“冬菇(ドンコ)”…
三代目沢村宗十郎の千島の家中薩摩源五兵衛 写楽の第4期最後の作品が「三代目沢村宗十郎の千島の家中薩摩源五兵衛」「大童山文五郎の碁盤上げ」どちらも(寛政7年・1795、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写楽筆、1枚、細判錦絵、縦29.9〜37.6×横14.9〜25.1cm)。 「三…
本日は久しぶりに中野区鷺宮3丁目にある「食堂 七彩」へ。 お店のXを拝見すると昨日あたりから旭川・蜂屋インスパイヤ「焦がし中華そば」が振る舞われているとか。その“焦がし”を頂きます。いつの間にか券売機が取り払われ、QRコードによるオーダーになってお…
写楽の第4期役者絵作品は、寛政7年(1795)正月の芝居に取材した細判10図のみが現存している。庶民の支持を得られず、商業的な成功が見込めないことを十分理解した上で、蔦重は出版を控えたか、途中で中止したと思われる。 第3期と同様、組み物として細判を出…
上野公園を後に根津1丁目にある「Ramen&Bistro Crab Club」(2025年3月10日創業)へGo。 正月明け1月の限定メニューに「淡麗海老蟹そば」1,200円が載っていた。渡り蟹出汁に、白醤油のカエシを合わせた淡麗スープの一杯。 柚子が薫るスープは上品でまろやかな…
上野の東京国立博物館は、元旦から開館していたんだね。 で、本日(1/9)、元旦から12日間だけの特別展示、国宝「松林図屏風」(安土桃山時代、長谷川等伯筆、紙本墨画)を鑑賞。 墨の濃淡だけで風と光の情景が描かれている。墨のグラデーションにより光の強弱が…
三代目沢村宗十郎の孔雀三郎なり平 次は写楽の第3期役者絵作品で、寛政6年(1794)11月と閏11月の上演芝居に取材した58図が現存し、そのうち細判錦絵が47図、間判錦絵が11図。大判は制作されず、その廉価版である間判が出版された。 市川蝦蔵の日本廻国の修行…
二代目嵐龍蔵の不破が下部浮世又平 写楽の第2期役者絵作品は、人物を無背景の全身像にし版型も二図、三図をつなぎ合わせ組み物とし、比較的安価な細判錦絵に代わっている。 次は、「二代目嵐龍蔵の不破が下部浮世又平」「三代目大谷広次の名護屋が下部土佐の…
篠塚浦右衛門の都座口上図 東洲斎写楽の第2期役者絵は、寛政6年(1794)7〜8月の上演芝居に取材した全38図からなる。そのうち大判錦絵8図、細判錦絵30図が現存している。 第1期作品が全て大首絵と大判黒雲母摺の豪華版だったのに対し、第2期は人物は無背景の全…
松本米三郎のけわひ坂の少将の少将〜 同じく、寛政6年(1794)に上演された「仇討乗合噺」に取材した作品「松本米三郎のけわひ坂の少将 実は松下造酒之進娘しのぶ」、「四代目松本幸四郎の三谷の肴屋五郎兵衛」、「中島和田右衛門のぼうだら長左衛門と中村此蔵の…
三代目市川高麗蔵の志賀大七 続いて、寛政6年(1794)に上演された「仇討乗合噺」に取材した作品「三代目市川高麗蔵の志賀大七」、「初代尾上松助の松下造酒之進」、「初代中山富三郎の松下造酒之進娘宮ぎの」いずれも(寛政6年・1794、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写…
三代目沢村宗十郎の大岸蔵人 次も、寛政6年(1794)5月に都座で上演された「花菖蒲文禄曽我」の仇討ち噺に取材したもので、「三代目沢村宗十郎の大岸蔵人」(寛政6年・1794、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写楽筆、1枚、大判錦絵、縦37.8×横25.3cm)。 三代目沢村宗十郎…
二代目嵐龍蔵の金貸石部の金吉 次も、寛政6年5月に都座で上演された「花菖蒲文禄曽我」の仇討ち噺に取材したもの。「二代目嵐龍蔵の金貸石部の金吉」、「二代目瀨川富三郎の大岸蔵人妻やどり木」、「二代目瀨川富三郎の大岸蔵人妻 やどり木と中村万世の腰元若…
波龍図鐔 ラストは「波龍図鐔」(江戸時代後期、上野篤昌 六十七歳彫之)。 雲龍透鐔 「雲龍透鐔」(江戸時代後期・1777年、山影遊図之、内田正方・花押、安永六仲冬日)。 雲龍図大小鐔 「雲龍図大小鐔」(江戸時代末期、大:瀬戸口長道、小:瀬戸口長道彫之)。 波龍…
三代目坂田判五郎の藤川水右衛門 まずは、写楽が活動した短い10ヶ月間を作風により4期に分けた第1期の作品。 「三代目坂田判五郎の藤川水右衛門」(寛政6年・1794、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写楽筆、1枚、大判錦絵、縦36.3×横24.8cm)、「二代目坂東三津五郎の石…
獅子千尋図鐔 続いて、「獅子千尋図鐔」(江戸時代後期、実栄・花押)。 柳下馬図縁頭 「柳下馬図縁頭」(江戸時代後期、梵字・小野田実美・花押)。 風雨猛虎図鐔 「風雨猛虎図鐔」(江戸時代末期、松寿舎実光・花押)。 龍図鐔 「龍図鐔」(江戸時代後期、上野氏篤義彫…
2026年 元旦 明けまして、おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。
次は、写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」と同じ手のポーズをとる三代目大谷鬼次の全身像を描いた豊国の「役者舞台之姿絵 まさつや」(完成6年・1794、版元:和泉屋市兵衛、歌川豊国筆、1枚、大判錦絵、縦37.5×横25.3cm)。 豊国は同年、潰しの背景に立ち姿の「…
鍾馗図大小鐔 薩摩金工・後藤家では、同家を中心にした人脈を広く活用し、技倆研鑽に励んでその技を郷里に持ち帰り門弟を育成し、その門弟を後藤家に修行に出す一連のシステムが、薩摩金工に根付いていたことが伺える。 次は、「鍾馗図大小鐔」(江戸時代後期、…
初代市川男女蔵の奴一平 次は、「初代市川男女蔵の奴一平」(寛政6年・1794、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写楽筆、1枚、大判錦絵、縦37.7×横25.1cm)と「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」(寛政6年・1794、版元:蔦屋重三郎、東洲斎写楽筆、1枚、大判錦絵、縦36.8×横23.7cm)…