2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ミュージアム巡り 五十三次名所図会 広重 堅田落雁

次も「近江八景之内」の「堅田落雁」(天保5〜6年・1834〜35、版元:山本屋平吉、横大判錦絵)。堅田は琵琶湖西岸に位置し、古代では堅田御厨、中世では堅田壮と呼ばれている。現在は琵琶湖大橋の西側袂になる。 湖面には漁船が浮かび、左側に海門山満月寺(通称:…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 粽・柏餅

5月5日の端午の節句は五節句の一つで、悪虫や疫病が発生する梅雨時期であることから邪気を祓う行事だったが、江戸時代以降五月人形や鯉のぼりを飾る行事へ転じていき、その日は粽や柏餅が作られた。 中国から伝わった粽は、笹の葉に団子を入れて作られ、形や…

ミュージアム巡り 五十三次名所図会 広重 近江八景之内 唐崎夜雨

続いて、「近江八景之内 唐崎夜雨」(天保5〜6年・1834〜35、版元:山本屋平吉、横大判錦絵)。 “近江八景”とは、明応9年(1500)、近衛尚通が近江に逗留中、中国洞庭湖の「瀟湘八景」に倣って八つの風景を選び、それぞれに和歌を詠んだことが始まり。広重は天保3年…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 花見 桜餅

人々が花見を愛でるようになったのは江戸時代以降と言われ、八代将軍徳川吉宗が隅田川沿いの堤に桜を植えたことで、花見を行楽とした行事に発展する。 その頃、向島の長命寺門番・山本新六が売り出したのが桜餅だった。薄く焼いた皮に餡を包み込んだものを、…

街を巡る 千鳥ヶ淵の桜

本日(3.29)は気温も上昇し、お花見には上々の気配。 ならば、千鳥ヶ淵へ。朝7時台だというのに人出が賑やか。満開とはいかないが、千鳥ヶ淵縁道では香りと雰囲気で気分も高揚。 そして、北の丸公園のお堀沿いをそぞろ歩き。人もまばらで、こちらの眺めが良か…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 大尾 京師 三條大橋

次は「東海道五拾三次之内」終点の「大尾 京師 三條大橋」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)で、鴨川に架かる三条大橋の鳥瞰図。 京の都の玄関口、三条大橋が同シリーズの終着駅で、日本橋から124里26町(約492km)。江戸を経って十数日でた…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 上巳の節句 菱餅

3月3日、上巳の節句には女子の成長を願って雛人形を飾った雛壇に菱餅など雛菓子が供えられる。もともとは人形に汚れを移して水に流す行事であり、室町時代以降に雛祭りへと転じている。 菱餅は邪気を払うヨモギで作った草餅が形を変えて雛壇に供えられるよう…

塩哲 Weekendの麺処巡り やじ満 牡蠣らーめん

桜が満開になり、気温も上昇。 では、朝イチで豊洲場内管理棟にある「やじ満」(築地場内にて1948年創業、2018年豊洲市場に移転)へ。こちらでは秋冬期:牡蠣、春夏期:浅蜊の季節限定麺が振る舞われており、本日、「牡蠣らーめん」1,450円の提供最後の日。 店…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 大津 走井茶店

そして、同じく「東海道五拾三次之内」の「大津 走井茶店」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 琵琶湖の南湖畔に面した大津は、近江周辺や北国街道、湖水から船を使って運ばれてくる物産の集積地で、毎日のように市が開かれ賑わった。 米…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 小正月 繭玉

年中行事に作られる菓子は神仏に供えたり、家の中に飾ったり、行事食として食べたりすることで魔除けや子孫繁栄、無病息災など特別な力が宿るとされていた。それらの菓子は端午の節句や粽、柏餅の様に名前が同じでも、材料や形、作り方によって地域で異なっ…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 亀山 雪晴

次も「東海道五拾三次之内」の「亀山 雪晴」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 清澄な雪晴の朝、青色に染まった天空、静かに明ける亀山城。山塊に根を下ろす老松が天空にそそり立つ。白雪を踏みしめながら険しい登城坂を行く行列。麓に…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 赤絵菓子袋

江戸の後期、疱瘡やはしかは、その感染力と死亡率の高さから人々に恐れられた病だった。近代以降に有効な予防法や治療法が確立されるまで、繰り返し流行病として悪鬼・悪神など目に見えない存在が引き起こすものとされ、縁起物や魔除けになる食べ物を口にする…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 庄野 白雨

次も「東海道五拾三次之内」の「庄野 白雨」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。白雨とは夕立のこと。 同シリーズで同図は「蒲原」と並ぶ傑作とされる。深々と降る雪をメインとした「蒲原」に対し、「庄野」は激しい夕立が描かれている。画…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 太々餅

続いて、日本各地の郷土菓子が描かれた「日本郷土菓子図譜」(1937年、武井武雄作、岡谷市・イフル童画館所蔵)に芝神明の「太々餅」が描かれている。これは元和元年(1618)創業の太好庵の名物の粟餅を餡で包み、千木筥を模した髷物に入れて販売されていた。芝神…

塩哲 Weekdayの麺処巡り 丸福 で 雲呑麺

昨年12月29日をもって荻窪駅北口前で営業を終えた「中華そば丸福」(1951年創業)が、本日(3/25)、直ぐ近くの天沼3丁目に移転オープンした。 早速、伺うと11時の開店前に入れていただき、「雲呑麺」1,050円を注文。その後から常連さんも続々登場。メニュー写真…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 四日市 三重川

次の「東海道五拾三次之内」は「四日市 三重川」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。江戸や京に行き交う旅人や伊勢参りで賑わった、東海道と伊勢街道との分岐点にあたる三重川。 板橋の上でしばし足を止める雨合羽の男、突然の突風に笠を…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 芝神明せうが市 九月

人々に親しまれるお菓子は、祭礼や病気見舞い、年中行事など折々に作られており魔除けや縁起物とされる。特に年中行事に作られるお菓子には地域の特色が観られる。中でも和菓子は暮らしの風物が表現され、型の見本帳や制作道具からいろんな意匠に富んでいる…

塩哲 Weekdayの麺処巡り 半ざわ で 塩

六義園の枝垂れ桜を観賞後、向かった先は西巣鴨4丁目にある「中華そば 半ざわ」(2020年4月8日創業)へ。 いつもは、月初めに振る舞われる“半沢の日・SP麺”をいただきに伺っていたが、久しぶりに平日のレギュラーメニューの中から「塩らーめん」1,000円を頂きま…

街を巡る 枝垂れ桜

本日(3/24)、快晴の下、本駒込6丁目にある「六義園」へ。江戸幕府5代将軍綱吉の側用人・柳沢吉保が造築した回遊式築山泉水庭園の六義園。 9時開苑のところ、少し早めに開門となり、9時まで桜を遠目に撮影できた。これは良いシステムだ。 そのエドヒガンバナの…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 地鯉鮒 首夏馬市

次も「東海道五拾三次之内 地鯉鮒 首夏馬市」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 地鯉鮒は現在の愛知県知立市で、宿場近くの神社の池に鯉や鮒が多く生息していたことから名付けられている。その馬頭観音で知られた福聚山慈眼寺の東側に草…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 泉屋クッキー

1951年、東京渋谷の東横百貨店(後の東急百貨店東横店)がオープンすると、東横のれん街には泉屋、梅林道、コロンバンなど有名店が一カ所に集まった。 ホームメイドクッキーにこだわった「泉屋クッキー」(1955年頃)には、ドライフルーツがのったリングダーツな…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 見附 天竜川図

続いても「東海道五拾三次之内 見附 天竜川図」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 見附は江戸より約60里、ここから京へも60里ほどで東海道の中間地。郊外の見晴台から霊峰富士が見えることから“見附台”と呼ばれ、宿場名もここから付けら…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 ビスケット

昭和30年代、日本は高度経済成長期に入り家庭には洗濯機やテレビ、冷蔵庫などの電化製品が普及してくる。洋菓子店にも冷蔵のショーケースが導入され、生菓子やクリームを使った製品が登場する。 また、百貨店やデパートには全国各地の有名和洋菓子を集めたコ…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 丸子 名物茶屋

次も「東海道五拾三次之内 丸子 名物茶屋」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。図の左に“丸子”の文字があり、この版は初版で、後摺には“鞠子”となる。 春のうららかな麦畑の中に一軒の“名物とろろ汁”の看板が立てかけられた茶店。店先で旅…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 組み立て玩具

当時のお菓子の中で、応募して景品をプレゼントされるケースだけでなく、製品の紙サックが組み立て玩具になる“食べて美味しく、組み立てて遊べる”製品も登場。 「森永ミルクキャラメル」の紙サック「組み立て玩具」(1951年、森永製菓所蔵)がそれ。キャラメル…

塩哲 Weekendの麺処巡り 麺や庄の で 朝ラー

神田川沿いの桜を観賞した。 その後、新宿区市谷田町1丁目にある「麺や庄の」(2005年9月15日創業)へ。いつの間にやら朝7時から10時半まで朝らーめんが提供されている。 では、納豆らあ麺1,000円を頂きます。 泡立てられた納豆の上には卵黄がのせられ、煮干し…

街を巡る 神田川沿いの桜

神田川沿いの桜・ソメイヨシノを観賞。 面影橋あたりから江戸川橋まで歩いてみた。まだ蕾の処もあり、来週あたりが見ごろかな。

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 蒲原 夜之雪

次も「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 モノトーンの世界が広がる一図。シンシンと雪が降る静寂の光景と人物にだけ淡い色彩が施された詩情溢れた秀作。 サブタイトルに夜の雪とあるものの、明るく表…

ミュージアム巡り 暮らしの中のお菓子 カバヤキャラメル

カバヤ食品は、戦後まもない1946年に岡山県で創業され、キャラメルやキャンディの製造販売がスタートし、「カバヤキャラメル」(1946年、山星屋所蔵)が登場。 キャラメルに応募券が封入されており、これを50点分集めると「カバヤ児童文庫」の中から好きな本が…

ミュージアム巡り 五大浮世絵師 広重 三島 朝霧

次も「東海道五拾三次之内 三島 朝霧」(天保4〜5年・1833〜34頃、版元:竹内孫八、横大判錦絵)。 すっぽりと朝霧に包まれた頼朝公ゆかりの三島大明神の大鳥居の前で、旅人や駕籠かきが箱根方面へ。また後方には巡礼姿の旅人が霧の中へ消えていく。 晩秋の冷気…