ミュージアム巡り 日本刀 美の表現 牡丹獅子図二所

牡丹獅子図二所

 知識派は兼副を祖とする薩摩金工の有力一派で、兼副は出水の同郷・黒木喜兵衛に彫技を学んでいる。

 その子兼矩は鹿児島の城下士となり、田中盛征や後藤延乗の元で修行し、薩摩国内に多くの門弟を輩出している。四代兼値や五代兼置もともに後藤真乗の門弟となり、後藤家の影響を強く受けている。

 知識派は他国の作風を取り入れ独自の意匠を確立して、薩摩金工興隆の柱となった一派でもある。

 次は、薩摩金工の知識派作品の登場で、「牡丹獅子図二所」(江戸時代中期、知識兼矩・花押)。

月下時鳥図縁頭

 「月下時鳥図縁頭」(江戸時代後期、知識兼武・花押)。

雲龍図鐔

 「雲龍図鐔」(江戸時代後期、知識兼値・花押)。

宝袋図鐔

 「宝袋図鐔」(江戸時代後期、紋:兼矩作、知識兼値・花押)。

JSM(墨田区横綱1-12-9)