ミュージアム巡り CB風雲児_蔦重 子宝五節遊 上巳

子宝五節遊 上巳

 次は、浮世絵師・鳥居清長が描いた「子宝五節遊 上巳」「子宝五節遊 重陽」どちらも(寛政6〜7年・1794〜95頃、版元:蔦屋重三郎、鳥居清長筆、1枚、大判錦絵、縦37.4〜37.5×横24.4〜24.9cm)で、八頭身美人のスラリとした美人画

重陽

 清長は、蔦屋のライバル・西村屋与八から多くの作品を出版し人気を博する中、天明末期頃には蔦重と組んだ美人画も出している。また清長は、天明7年(1787)頃に鳥居家四代目を継いでから、家業の絵看板仕事が中心となり錦絵に関わることが少なくなる。

 しかし、寛政期に蔦重から中国や日本の子供達を描いた作品、「五節句(正月七日の人日、3月3日の上巳、五月五日の端午、七月七日の七夕、九月九日の重陽)」を愉しむ様子を描いている。

 この「子宝五節遊」は寛政6〜7年と13年頃の2タイプ出版されている中、展示作品は蔦重が存命中の早い頃の制作作品。

TNM(台東区上野公園13-9)