
次は、「江戸八景 花やしき 秋月」(文政年間・1818〜30頃、歌川国貞“三代豊国”、版元:山本屋平吉、大判錦絵三枚続)で、八景の美人シリーズもので、このほか木母寺や浅草寺、吉原、佃島など隅田川周辺が取り上げられている。
また、「向島はなやしきの図」(天保年間・1830〜44後半頃、歌川国貞“三代豊国”画、版元:佐野屋喜兵衛、大判錦絵)で、秋の七草(ここには桔梗、尾形、女郎花、葛)を背景に百花園を訪れた芸者が描かれている。当時、江戸では雪の結晶模様の着物や小物が流行っており、しっかりと反映させている。
(墨田区tabashio横川1-16-3)

