そして、「絵本江戸土産」初編(嘉永3年・1850、歌川広重画、版元:菊谷幸三郎他、縦18.2×横12.3cm)で、園内には四阿や床几が設置され、ゆったりと梅を愛でたようだ。図の詞書には、江戸近郊には梅園は他にもあるが、ここの賑わいが一番であると記されている。

また、「江戸名所 梅やしき」(安政5年・1858頃、歌川重宣“二代広重”画、版元:山口屋藤兵衛、大判錦絵横)で、師匠・広重もシリーズ出版した「江戸名所」を、弟子の重宣も独自にシリーズ化したもの。どちらも臥龍梅を描くが、重宣のは枝振りが控えめ。
(墨田区tabashio横川1-16-3)

