
次は、「隅田落雁」(寛政年間・1789〜1801頃、島高斎栄昌画、版元:西村屋与八、小判錦絵)で、江戸名所八景を取り上げたシリーズの一図。他にも八景の落雁は取り上げた絵師も多くあり、庶民にも人気があったようだ。対岸に真崎稲荷が見え、橋場の渡辺りが描かれている。

そして、こちらは渓斎英泉の描いた「江戸八景 隅田川の落雁」(弘化年間・1844〜48頃、版元:山本屋平吉、大判錦絵横)で、三囲稲荷の堤前から上流に向かって隅田川の鄙びた風景が描かれている。雁の群れが筑波山方向飛んで行く。
tabashio(墨田区横川1-16-3)