ミュージアム巡り CB風雲児_蔦重 江戸生艶気樺焼

江戸生艶気樺焼

 つぎは、「江戸生艶気樺焼」(天明5年・1785正月、版元:蔦屋重三郎山東京伝作・北尾重演“山東京伝”画、1冊・3巻合冊、墨摺中本、縦17.1×横12.5cm)と、「通言総籬」(天明7年・1787正月、版元:蔦屋重三郎山東京伝作・山東鶏告画、1冊、墨摺中本、縦15.8×横11cm)。

 「江戸生〜」は、“江戸前鰻蒲焼”の言い回しのパロディ。主人公の寝そべっている男・艶二郎は、当時うぬぼれ男の代名詞としてもてはやされ、三角鼻は京伝鼻といわれた。

通信総籬

 この「江戸生〜」が好評だったもので、2年後に出されたのが「通信総籬」で同じく艶二郎を主人公にしている。さらに“総籬”は当時の吉原で最も格式高い遊女屋のことを指し、最新事情が描かれている。

TNM(台東区上野公園13-9)