2025-09-29 ミュージアム巡り CB風雲児_蔦重 大名屋敷の山東京伝 大名屋敷の山東京伝 次は、「大名屋敷の山東京伝」(天明8〜寛政2年・1788〜90頃、版元:伏見屋善六・高津屋伊助、喜多川歌麿筆、1組、大判錦絵3枚続、右から縦38.4×横26cm、縦38.2×横26cm、縦38.6×横26.5cm)。 透視図法を用い広大な大名屋敷の室内で、娘が舞ったり獅子方の男衆、それを鑑賞する姫君と腰元、回遊式庭園景色を愉しむ光景等など。 注目すべきは中央左手手前、衝立の陰で女性に耳打ちされる男。羽織に“京”“伝”と記されているので、こちらが山東京伝か。 その京伝が手にする扇には、“哥よみは下手こそよけれあめつちの動きいだしてたまるものかは”(古今和歌集)という宿屋飯盛による一首がある。歌麿と狂歌師達の交友関係がうかがえる。 TNM(台東区上野公園13-9)