
隅田川両岸一覧_1
次は、「隅田川両岸一覧」(享和元年・1801or文化3年・1806、葛飾北斎画、版元:鶴屋喜右衛門、縦25.1×横17.8cm)で、北斎が描いた狂歌絵本の挿絵。新春の高輪に始まり雪の真崎まで、四季を交えて隅田川を下流から上流まで遡る絵巻物。





生涯で100回以上も転居を繰り返した北斎は、その居住地のほとんどが隅田川沿いで、本人自身なじみ深い思い入れのある川でもあった。

東都隅田川両岸一覧
そして、「東都隅田川両岸一覧 東」(天明元年・1781、鶴岡蘆水画)で、隅田川東岸が描かれており、巻頭には書家・儒学者の沢田東江が揮毫している。
ここでは両図を上下に置いて描かれた場所を比較(上段:東都隅田川両岸一覧、下段:隅田川両岸一覧)。