
次は、「江戸名所図会 巻之七」(天保5〜7年・1834〜36、斎藤月岑他編、長谷川雪日画、版元:須原屋茂兵衛)で、梅若丸が人買いの信夫藤太に連れ去られるシーン。
比叡山の法師に襲われそうになった梅若丸は、逃げだし都の実家に帰ろうとした矢先、藤太に捕まってしまう。
もう一図は木母寺の鳥瞰図で、田畑に囲まれた閑静な土地の寺に隅田川が流れている。

さらに「東都歳事記 巻之一 春之部下」(天保9年・1838、斎藤月岑編、長谷川雪日他画、版元:須原屋茂兵衛・菊舎幸三六他、縦18.2×横15.8cm)は、梅若丸の忌日・3月15日に木母寺に参拝する様子。本題左側に墓所があり柳が植えられている。
tabashio(墨田区横川1-16-3)