2025-08-05 ミュージアム巡り 水心子・江戸三作 源清麿_中嶋鐘足佩刀 源清麿_中嶋鐘足佩刀 続いて、刀・銘「源清麿 中嶋兼足佩刀」(製作年:1850年、長さ:77.3cm)。 銘振りより嘉永3年(1850)頃の作と鑑せられるもの。身幅広めで長寸で反り深めにつき、中鋒が延びた豪壮な刀姿を示しながら、地鉄に緩みがない。 様々な形状を成した互の目によって構成された焼刃は、上半の沸付きが目立ちむらとなり、銀砂子を散らしたようだ。巧まざる技ともいうべき本工の真価が発揮されている。 touken(墨田区横綱1-12-9)