ミュージアム巡り 水心子・江戸三作 源清麿_嘉永元年

源清麿_嘉永元年_大

 続いて、大小・銘「源清麿 嘉永元年八月日」(製作年:1848年、長さ:大68.4、小48.2cm)。

 本作は身幅が広く、フクラの枯れた鋭しい姿を現しており、互の目主体に沸がよくついて冴え、金筋入るなど覇気みなぎっており、大小揃いである点が貴重。

源清麿_嘉永元年_小

 大は鎬造、小は平造なのは、本工作に鎬造の刀は極めて少なく、ここに清麿のこだわりが一対で感じ取れる。また搔き通しの樋は類例自体が稀。

源清麿_嘉永元年_大小

 信州松代藩士による注文と推定される。

touken(墨田区横綱1-12-9)