ミュージアム巡り ハニワと土偶 猫と住む人

 

猫と住む人

 

 続いて、猪熊弦一郎の「猫と住む人」(1952年)。

 アンリ・マティスに学び、イサム・ノグチと親しく交流した猪熊は、1951年の国立博物館「日本古代文化展」に触れて埴輪を絶賛している。曰く、埴輪のシンプルな美には世界性があり、近代最高の美ということが出来、未来の作品を見せつけられているような錯覚を抱くという。

 ただし、本作に描かれた猫や人の顔は、埴輪でなくて土偶にも似ている。